mokky14's IT diary

IT関係の仕事メモ、勉強会の感想など書いてます。

ソフトウェアテスト勉強会(番外編)とJaSST東北に参加してきました

先週のAgile Japanに引き続き、今週はJaSST東北に参加してきた。
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JaSSTは東北では初の開催だそうです。

当日のまとめ

ソフトウェアテスト勉強会(番外編)~レッツ!テスト!~

テスト勉強会の内容は、かんばんりすと for 東北というサイトの重大バグを見つけるというもの。

自分の取り組みの反省点は、少しデータ入力してみたら、色々な記号文字の扱いがちゃんとしてなかったので、入力データバリエーションでバグが出るのではないかと思い、机上以上の知識がないSQLインジェクションXSSの問題がないかの確認に走ろうとしてしまったこと。
結局、有効な試験を行うことも出来ないまま、制限時間が終了。
時間と自分のスキルを考えて試験を進める必要があるな、と実感。
そもそもこのサービス、社内での使用が前提ということがテスティングライブの時に分かった。それならSQLインジェクションXSSなんて重大問題でもないわけで、「誰が」使用するのかはしっかり確認しないといけないよなと。
時間がないと思うと焦るのは自分の悪い所なので反省。

開発を楽しくするソフトウェアテスト

この講演中に「テスト楽しいと思ったことないかも」とツイートした後、そう言えば、なんで自分はテスト楽しいと思ったことないのか考えてみた。
で、考えた結果、テストそのものよりも、過去の仕事であった諸々のネガティブな経験(上流工程遅れでテスト期間圧縮された、テスト工程で重大問題発生して対応に忙殺される、等)が理由で、ネガティブな気持ちでテストしてたからじゃないかと。
講演でも、起きた事象じゃなくて自分がその時考えた事が、自分の気分を決めるって話が出てて、正に今の自分だなと。

結局、現状に不満があっても、その現状を変えられるだけの技術がないのが今の自分の状態ということなんだなと痛感した。

あと、astah*で状態遷移図からテスト項目作成するツールは気になったので確認してみよう。

ソフトウェアの7原則とゲンバで向き合う

色々と過激な事いう人だなぁ、と思いながら聞いてた。

経営層への3原則はあるあるだなぁと思って聞いてた。
ゲンバの技術4原則は興味深かった。
特に、「殺虫剤が効かなくなって来たころになったらそのテストは自動化出来る」というのはなるほどーと思った。テストの自動化はテスト前にやるものだと考えてたので、後々のために機能が固まってからテストを自動化するというのもありなんだなと思ったり。
テストの自動化を現場で取り入れるなら、こっちのやり方の方が取り入れやすそうかも。

SeleniumとJenkinsで始める受入テストの自動化

Jenkinsは知ってたけど、Seleniumは初めて知った。
前にWeb開発やったとき、色々なブラウザバージョンに対応するのが辛かったけど、これ知ってたらかなり楽だっただろうなと思ったり。

テスティングライブ

すごく楽しめた。
新人Kさん、元々の素質もあるんだろうけど、普段から会社でちゃんと育ててもらってるんだなーと感心したり。
会社でリーダーやってる身としては、こういう後輩をしっかり育てていくことも大事だなーと思ったり。

ゆるパネ

全くゆるくないディスカッションでしたw
品証部って、現場の状況考えずに作業追加したり、机上の理論だけを押しつける面倒臭い部門というイメージがあったので、品証部の方2名が熱かったのが新鮮だった。


技術以上に考え方について色々と考えさせられたイベントだった。
まずは知識だけじゃなく、実践してみないとだな。