Windows PowerShellで日本語を使えるようにしたときのメモ。
参考:コマンドプロンプトの設定
対応前
dirコマンドでファイル一覧を表示すると日本語のファイル名が化ける。
プロパティ→フォントを指定しても、日本語のフォントがメニューに出てこない。
プロパティから「現在のコード ページ」を見ると、「437 (OEM - 米国)」となってる。 このため、日本語のフォントが選択出来ないらしい。
対処方法
コードページを日本語のものに変更する。
PowerShellのウィンドウから以下コマンドを実行。
> chcp 932
プロパティから、コードページが932(Shift-JIS)になった事を確認。
フォントタブを指定すると、日本語フォントが指定出来るようになってる。
フォントを指定すると、日本語のファイル名も正しく表示されるようになった。 日本語ファイルのtab補完も出来た。
フォントのカスタマイズ
MSゴシックとラスターフォント以外のフォントを使う方法。
参考サイトに以下の情報があったのでこれに倣う。
既定のフォント以外に変更するには、選択可能なフォントのリストに新しいフォントを追加し、それを選択します。そのためにはレジストリを書き換える必要があります。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont]に、現在設定されているフォントのリストがあります。ここに種類を「文字列値」、キー名を現在のコードページ番号である[932.]として、値にフォント名を設定した項目を追加します。
レジストリエディタを起動。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont]
を開く。
右クリック→新規→文字列値を選択。
名前に「932.」を指定し、「値のデータ」に追加するフォント名を指定。
PowerShellを起動し直して、プロパティ→フォントを開くと、追加したフォントが選択可能になってる。
選択したフォントで日本語も問題なく使えるようになった。