2015/8/20のソフトウェアテスト勉強会のレポート。
今回はゆもつよメソッドのテスト分析マトリクスを使ったテスト分析のワークショップ。
なお、今回の内容は、勉強会主催者の理解に基いたコンテンツを、更に自分の理解した内容で書いているため、オリジナルのゆもつよメソッドと違う事を書いてたりする可能性があります。しかも自分が内容を理解し切れていません。 予めご了承下さい。
テスト設計三大巨頭
テスト分析マトリクスとは?
こんなやつ。
このマトリクスに対して、テストが必要なところに○を付けていく。
このマトリクスで、テスト全体を俯瞰して漏れがないようにする。
また、関係者でテスト観点についての合意を取るためのネタにする。
なお、このマトリクスは、 +Lhaca に対して作ったもの。
マトリクス要素の抽出
分割した3つの要素をそれぞれ作成していく。
機能一覧の作成
中項目の導出
- ユーザストーリーを考える
ストーリーはメイン(ユーザの主利用方法)のシナリオ、サブシナリオを考える。 - 作成したストーリーからキーワードを導出する。
- システム管理、設定の項目を追加する。
これらの項目はどのシステムでも汎用的に使える。
なお、設定は中項目に入れるパターンと小項目に入れるパターンある。
小項目の導出
抽出した各中項目に対して、小項目を抽出する。
機能テストの導出
完全なブラックボックスではなく、少し構造に踏み込んで検討する。
非機能テストの導出
非機能の観点は世の中に出回ってるのでこれをベースに考える。
中項目、小項目で上げた機能に対して、機能を揺さぶる観点から、必要な非機能観点を抜き出す。
マトリクス化
中項目、小項目と、機能性項目、非機能カテゴリを掛け合わせたマトリクスを作成する。
感想、疑問など
- 何で大項目がないんだろう?
- 非機能カテゴリ、「機能を揺さぶる観点から」考えると、頭の中で中小項目と非機能のカテゴリを掛け合わせて、必要なものを考える事になるように思う。 突き合わせ結果はエビデンスとして明に残しておいた方が良さそう。
- 中項目、小項目と機能性項目の掛け合わせ、フルのマトリクスでやる必要ある? 中項目/小項目単位で機能性項目考えてもよいのでは? 無駄に対象を大きくしてるようにも見える。
- ユーザシナリオをベースに項目を考えること、ユーザのメインシナリオ中心で項目抽出するのは、大事な所からテストするという点で有用そう。
今回は消化不良気味。
次回続きを行うそうなので、その時にはもう少し理解出来るかな。